バックれマン

バイトは最短2日でやめる

関内の風に導かれて 風俗レポ

25日、世間は給料日だが僕には関係ない、流石にバイトしようとは思う。しかし僕とは関係なくとも僕の兄には関係ある、給料日に引っ越しの手続き等があり我が家に遊びにきたのだ、出会い頭に挨拶がわりの中指を立てて適当に飲みに行く、バンドの話だとか僕自身の体調の話だとかをグダグタ話し、酔いも回ってきたところで兄貴から切り出してきた。

 

「ここから関内まで1本じゃん?風俗いきたくね?」

 

兄には彼女がいるが風俗では浮気ではないらしい、それより乗り換えがあることを忘れてる頭の方が心配だ、しかし風俗、エッチなことをしてもらえるなんて興味がないはずがない、そしていきたくね?とは暗に奢りを示している、でもでも…と悩んでいるととりあえず手元のコークハイを一気させられ退店、目の前のコンビニでストロングゼロとタバコを買いストロングゼロだけを渡してくる、「心配すんな、大丈夫」兄なのかバカなのかよくわからない気分だが兄なのでとりあえず信じて電車へ。

 

降りた駅は眩しいネオンと死んだ魚の眼が並ぶ混沌と呼ぶに相応しい町だった。

 1本また1本と細い路地に入るにつれて雰囲気が怪しく艶かしくなってゆく、道すがら兄に「どこまでしたいの?」と聞かれ毅然とした態度で「おっぱいが吸えればなんでもいい」と返す。

目的のお店に着いたらしく入店、フロントで手コキ+上半身お触りOKのコースを選択、オプションでおっぱいが吸えるようにして部屋へ、どうやらここはビデオボックスでAVを観てるとたまたま女の子が来て恋に落ちるお店らしい、期待と不安を抱えいざ部屋へ。

 

 部屋の中は間接照明にソファーとテレビだけの殺風景な妖しい雰囲気をまとっといて心なしか空気もぬるりとしてる、少し震えるくらい緊張していたのでとりあえずタバコに火をつけて深呼吸、プレイ前にたたせなきゃなと思ってAVを探してると…「出会って2.5秒で合体 やまぐちりこ」を発見、僕はこのシリーズがとてもお気に入りである、反応が素っぽいのがとても良いのだが冒頭2〜3分から演技っぽくなるのがとても嫌…なのだが10分ほどぼーっと見てしまう、その上ピクリとも反応しない、ひどい不能っぷりだった、本当に大丈夫か俺…?どうして良いかわからずもう1本タバコに火をつけてソシャゲを始める…しかし集中できない、そのまま閉じてタバコを消したところで「コンコン」と扉を叩く音が、さて、吉と出るか凶と出るか。

 

「こんばんわー今日はよろしくお願いします〜」出てきたのは25〜6くらいの少しギャルっぽいお姉さん、バリバリOKだ、「隣良いですか〜」僕もペコペコしながら対応する、「それじゃあコース確認させてもらいますね〜Bコースとおっぱいでよろしかったですか?」これがとても恥ずかしい、なんせ自分の性癖を会って2分の女性に説明するんだから惨めったりゃありゃしない。「今日はどんな感じでしますか〜?」「と、とりあえずなんかいい感じで…」「いい感じですね〜わかりました〜」お前は床屋にでもいるのかって突っ込みたくなるような返事に落ち込んでる間も無く太ももを触られる、間髪入れず息子、ハーフスタンダップ、心配してた自分を殴ってやりたい気持ちの中ズボンを下ろしたところでタイマースタート。

「あ、あのとりあえずその、服の上からおっぱい揉んでいいですか?」「服の上からでいいの?」「…とりあえずっ」「ンフフ、いーよ」僕は緊張すると吐きそうになるタイプで、このときまさにそうだった、脳がとろけて気分が悪い、贅沢極まれりといった悩みだったが手にローションをつけて息子とふれあいが始まったあたりから吐き気も消えてゆく、めっっちゃくちゃ気持ちいいのである。もうここまできたら恥じらいなど捨てて欲の塊に成り果てているので「おっぱい見ていいですか!」元気が良い、紐を解いて上半身が露わになる、生きててよかった…心からそう思ったのを強く覚えている、そのまま揉んで、揉んでる最中もしごかれて、吸って、気分はもうあかちゃんである、幸せ…となりつつも悲しいかなイけない、理由はとうの昔に気づいていて足ピンじゃないとイけない、通称「射精障害」と呼ばれるやつだ、きっと最初の僕には言えなかっただろうが今なら恥ずかしげもなく言える。「あの、僕足ピンじゃないとイけないんですけど…」「あっじゃあいい感じに場所移動しますね」と足が伸ばせるような体制に変え、手コキ続行、僕は後ろから乳を揉みつつ気持ち悪い(と思う)顔をしながら息を止め悶える、「イきそうになったら言ってくださいね〜」「あっ、はい、イきそうです」「はーい」そのまま高速ピストンから1分、僕の欲望は吐き出されたのだった…

 

「おっきいですね〜」息子を丁寧に拭かれながら言われるも使う時は来ないであろうと思い悲しくなる、そのまま嬢が手を吹いたところでタバコに火をつける、嬢も吸うらしく1本あげて雑談、おっぱいのサイズの話とか(嬢はCでした)バイトの話とかをしていると「好きなタイプとかいるの?」と聴かれる、オタク殺しの質問にしどろもどろに答えたのが伝わったのかそれ以上深く聞いてこない、そうしているうちにタイマーが、服を着させてもらって入り口まで手をつないでゆく、すっかり暗いなと思っていると横からオゥ、と兄貴の声、ダラダラと歩き出す。

「言っただろ?男のディズニーランドだって」とは兄貴の談、それに対する答えは

「俺はあの瞬間、きっと王様になってたと思う」

混沌とした街に2人の笑い声が響いた。